メイアイグリーンは花屋さんのバックヤードを受け持っている事業所です。
お花屋さんが大忙しのお盆には、メイアイグリーンも大活躍です。
お盆に必要なのは「ほおずき」です。漢字で鬼灯と書きます。
7月15日は盂蘭盆会という仏教の大切な日。伝統行事なので、都会では7月、地方では8月にお盆の儀式を行うところが多いようです。
追浜では8月にお盆をするお宅が多く、8月13日にお墓に行って迎え火をたきます。おがら(乾燥した麻の棒)に火を付けるとそこにご先祖様の例が宿ります。その火を盆提灯にうつして、自宅の仏壇に持ち帰り、お灯明(ろうそく)にうつします。火を魂と見立てるのですね。
お盆が終わって16日に送り火を自宅前でたくと、ご先祖様はあの世に帰って行くのですが、その間ずっとろうそくの火をともしたままには出来ません。夜は危ないです。だからほおずきを提灯にたとえて、鬼灯の中に魂をうつしたことにします。鬼灯提灯ならば火事の心配はありません。
だからどのお宅でも鬼灯は必ず飾るのです。
メイアイグリーンでは、鬼灯の実を縄に付ける作業をしています。
1本の縄に、5つに実を付けて出来上がり。お客様はお仏壇の観音開き扉の上に結んで使います。
毎年作り方を工夫し、今年は1日に60本以上つくりました。
手先の器用な人、細かい仕事が好きな人、メイアイグリーンで一緒に作業しましょう。